写真と、カメラと。

写真とカメラと過ごす日々と、旅のこと。

個展|curiosity ー好奇心ー 無事に終了いたしました

2022年年明け早々に開催しました個展「curiosity ー好奇心ー」無事に終了いたしました。予定会期を一週間延長した全15日間、お越しいただきましたすべての皆様に感謝申し上げます。

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curiosity -好奇心- ピクトリコショップ&ギャラリー

 

会期途中には、コロナウイルス感染拡大第六波となり、私自身も決して不安がなかったわけではありません。そうした中でも足を運んでいただいたことに心より感謝しております。

年末年始という本来ゆっくりと過ごす期間にカツを入れ、短期決戦の準備で迎えた本写真展。今年がこの数年よりも楽しい年になるようにと願って作品を選びました。

不思議とそのきっかけをくれたのが父親です。
「お前、そういうの見つけるの得意な。」

その一言から、自分自身が子どもの頃から変わらない視点を持って写真を撮っているのだということに気づかされました。
今回の写真展のタイトルや構成はその言葉で決まったと言ってもいいくらい。
また、そのタイトルがとても相応しい展示内容になったと思っています。

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展示構成の中でもう一つ、On The Tableという多重露光による食物・静物を撮影したシリーズは、お家時間から生まれた作品で、すべてRICOH GRⅢで撮影したものです。

この作品は、今回ピクトリコ様のご配慮により、未発売のアートペーパー「ピクトリコプロ・ファインアートスムーズ」を使用し展示させていただくことができました。
無光沢・平滑面でありながらも素材の質感と温黒調のモノトーンを見事に表現することができる新しい用紙の魅力も伝えられたのではないかと思っています。


写真展の様子・詳細は、UnoFOTO 京都写真美術館さんが取材に来てくださり、その全貌を伝えてくださっていますのでぜひご覧いただければ幸いです。

kyoto-muse.jp

 

作品をご覧くださった皆さんが「楽しい!」と口にしてくださることがとても嬉しかった。

心が動き、感じ取ってくれているという共感が嬉しいですし、写真やカメラの技術や機能を知らない友人たち、子どもたちも同じように感じ取ってくれました。

モノクロ写真も白と黒のコントラストだけではなく、モノトーンの中にある余韻や、質感の伝わる階調に「こんなモノクロ表現もあるんだ」とも。

被写体と対峙するとき、その魅力に注力し引き立てていくとモノクロームの表現がしっくりとハマっていったことも私の中では改めて得た感覚です。

 

写真展にお越しいただいた方がSNS投稿をしてくださり、そこからまた写真展に来てくださる方も多く、初めましてのご挨拶や、時間の許す限りじっくりとお話しできたことも昨年までとは違う感覚でした。

 

それから、
昨年12月に立ち上げたばかりのアクセサリーブランド「Loopie(ルーピィ)」
デジカメWatchさんが取材をしてくれて、その記事をきっかにLoopieを見に来てくださる方もいらしてそれも大変ありがたく嬉しかったです。

dc.watch.impress.co.jp

コロナ禍でなければ生まれなかった商品、時間がなければ見なかったであろうSNSも、新たなきっかけとなって新しい出会いが生まれたことに不思議と縁を感じます。

 

新年早々にやりつくした感があり(笑)、今年は何をしよう。
皆さんと楽しいモノ・コト・時間をどんどんつくれたら嬉しいです。

 

長文を書いてたら2月になりました。


まずは旧正月休みにしようかな。