写真展|こばやしかをるゼミナール修了展 無事終了しました
先日3月25日、リコーフォトアカデミー主催 こばやしかをるゼミナール修了展、5日間の会期が終了しました。
初日以外は好天に恵まれなかったのですが、そうした中でもたくさんのお客様にお越しいただき、受講生それぞれの作品をじっくりとご鑑賞いただきましたこと、感謝申し上げます。
ーこの5日間、とにかく楽しかった。
受講生8名と、リコーフォトアカデミーを運営してくださった安藤さん、そして講師のわたし、総勢10名が共に感じたことです。
この写真展は、2022年7月より半年間、自分自身がこれまで撮ってきた写真を、作品として改めて見直す機会、セレクトを経て、写真展開催に必要な知識を学びながら発表することを目的に進めてきました。
自分の思うままに撮った写真の中から、オリジナリティとテーマを見出すことの難しさや、言葉にならず伝わらないもどかしさ、他者の視点や意見から、自分自身が気が付かなかった側面を発見することも、自問自答する葛藤もありました。それも、「見せる・伝える」ことを真剣に考えるようになった本ゼミナールでの経験値だと感じています。
―年明け2023年1月。写真展開催までに必要な準備が具体的になると、焦りも見えてきたり(笑)。あっという間にやってきてしまった写真展前日の搬入・設営に立ち会ったメンバーは、各自のレイアウトや展示方法を指示するところまで責任をもって監督しました。これも学びの一つです。
翌、展示会初日には、受講生とわたしによるギャラリートークも開催。どのようにして写真のテーマを最終的に決めたのか、用紙を選んだ決め手や、ゼミに参加し、取り組んだ感想など、それぞれがしっかりと語っていたことがうれしかったです。迷いが吹っ切れたように思います。
結論として、「とりあえずやってみたらできた。」それが結果でも私はOKだと思っています。何よりも、勇気を奮ってゼミに参加し、体験したことが大きなステップ。不完全燃焼だと感じてたら、また次なるステージを目指せばいいし、それは自分自身にとって新たな挑戦になることでしょう。
プリントという形にしたことや、想いを共有・共感することも、写真の楽しみ方であり、醍醐味です。そのすべてを受講生皆が体験することができた写真展になったと思っています。
最終日に、皆さんの笑顔から充実の時間を過ごせたのだと実感しました。そして、最後まで伴走してくださったリコーフォトアカデミー担当安藤さん、ありがとうございました。
今回のゼミへの参加が、写真展を開催できたことが、写真を楽しいと感じるきっかけになっていたら、わたしは幸せです。
また、笑顔で会いましょう。
楽しみにしています。