写真と、カメラと。

写真とカメラと過ごす日々と、旅のこと。

推しレンズ|コシナ フォクトレンダー ULTRON 27mm F2 Xマウント

公開しようと思いながら下書きに温存されていた当記事です。春に書いたものでした。
コシナさん申し訳ございません)

先月、10月にはキタムラShShaでもご紹介いただいた「フォクトレンダーULTRON 27mm F2 Xマウントレンズ」。コシナさんのサイトでは、フォクトレンダーULTRON 27mm F2 Xマウントレンズの作例を担当いたしました。使用したカメラはFUJIFILM X-E4です。

ULTRON 27mm F2 - 株式会社コシナ

 

お貸出していただいている間に旅の予定もあったので連れ出して撮影していました。もちろん、いつもの私の庭(東京中)&ご近所にも。

以前、Xマウント純正レンズXF27mmF2.8 R WR も撮影させていただのですが、写りとしては断然ULTRON 27mm F2 が好みです。


小さくて軽い、寄れる。これは、広角レンズらしい表現につながりますし、テーブルフォトにも最適です。柔らかいトーンに深みのある色、力強さを感じる解像力は、私のように芯を持った画が好みの方にふさわしい描写です。そして、フィルムシミュレーションの色を最大限に引き出してくれます。

作例に選んでいただいた作品とは別のカットも少しお披露目。

フィルムシミュレーション:ETERNA(SS1/100・F2・ISO1600・EXP-0.3)

フィルムシミュレーション:Astia(SS1/1000・F2・ISO640・EXP+0.7)

フィルムシミュレーション:クラシッククローム(SS1/1000・F4・ISO320・EXP-0.7)

広角レンズが好きな私にとっては、40㎜という画角は少々狭く感じられるのですが、最近扱いやすく感じられるようになりました。踏み込みすぎない距離で見つめることも大事かと。そんな風にいろんなものとの付き合い方が変わったからかもしれません。でも、背景を取り込んで包括して、「あなたの周りのことも見ているよ」といった感覚です。

フィルムシミュレーション:Neg.Hi(SS1/4000・F4・ISO640・EXP+0.3)

フィルムシミュレーション:Neg.Hi (SS1/200・F4・ISO640・EXP-0.7)

 

フォーカシングレバーに指のかかる感じが自然で、フォーカスの山もつかみやすく、夜でもしっかりと合焦させることができます。
被写界深度目盛を活用することでスナップも抜群にシャープ。

フィルムシミュレーション:Velvia(SS1/60・F4・ISO1600・EXP-1.3)

このボケの柔らかさ。魅力的です。

フィルムシミュレーション:クラシッククローム(SS1/60・F2・ISO1600・EXP±0)

 

真冬の冷たい空気をしっかりと映し出してくれそうな感じ。 
常用レンズとしてお迎えしたいなぁと。
ブラックボディにシルバーレンズの組み合わせが好きです。