デジタル&スマホの新・活用術
昨年、夏に発売されたクロワッサン 2022年7/10号No.1072[大人のスマホ活用術。]
こちらが好評だったようで、特別編集の別冊になりました。
一部、撮影について書かせていただいています。
スマホ活用がスタンダードになった今、こういうの欲しかった!という声もあったのではないかと思います。
写真撮影だけでなく、スマホ自体の使い方基本や、健康管理、LINEの活用、音楽や動画の視聴方法、よくある「困った」解決法として、検索やトラブル回避についても書かれています。
ご家族で一緒に確認しながら操作を覚えるのも良いと思いますし、高齢者の皆さんが楽しみを見つけるきっかけになることも素敵なことだと思います。
「俺(私)に関係ない」というのはこのご時世あり得ないこと。
詐欺を防止する役目も、知っていることを教えるという、ちょっとした気遣いでできますよ。
誰もが安心して楽しめる環境ができるといいな。安心と安全を身近なところから守れたらと思っています。
フォクトレンダー|NOKTON classic 35mm F1.4
遅々として進まないブログですが、お付き合いいただきありがとうございます。
もう、3月も半ばではないですか。驚くばかりです…
少し間が空いたタイミングで、コシナさんからフォクトレンダー
NOKTON classic 35mm F1.4 - 株式会社コシナ をお借りしていました。
興味があったものの、なかなか機会がなくて購入しようか迷っていたところにご紹介頂きました。本当は、X-E4にNOKTON 23mm F1.2 Asphericalを。と思っていたのですが、使ってみたところ、同時にお借りしたSONY Eマウントの方に魅力を感じてしまい、そちらをメインに使わせて頂きました。
と言ってもそんなにシャッターを切れたわけではないのですが。
第一に惹かれたのは、スカッと抜けた紺碧の青色。気持ちいい!
リバーサルフィルムで撮影していたことを思い出させるコントラストの高さ。私的に、快晴の日に撮りたくなるカメラとレンズの組み合わせはなかなかないのです。このレンズでなければ引き出せない色だと実感。
解像性能がかなり高く、室内でもしっかりとした画を撮りたくなります。どっしりと深みのある描写の中にハイライトが効いてます。
半面で、近接撮影ではF1.4のボケの表情が豊か。淡いトーンでボケを引き出します。
僅かなピント面を活かした柔らかいトーンのポートレートも楽しめて、階調レンジ幅を引き出してくれるレンズです。夕陽を浴びた肌や、背景にもしっかりと色がのっています。
この輪郭のある玉ボケは魅力的ですね。
MFレンズなのでファインダーをのぞながらピントの山を探りますが、見やすく、合焦しやすいのもうれしい。
開放側と絞り込んだ時の解像性能の違い。どちらも一度に味わえてクセになります。同じシーンでも絞り値がほんの少し変わるだけでかなり違った表現がたのしめるので、撮っていてワクワクするレンズです。
いつお迎えしようか思案中。。
今年はイベントからスタート|フォトイベント「まだ、旅の途中」開催します
皆さん 2023年あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願いいたします
あまり更新できていないブログではありますが、書きたいことが書ける状況になったらきまぐれに書く。というスタンスでゆるく続けてい聞けたらと思っている次第です。
(掲載したくても、手が空かずに書けてないというのが実情です。)
2023年は、自ら企画した3日間のフォトイベント「まだ、旅の途中」からスタートします。イベントと言っても、イベント会社やメーカーが企画するような大げさなものではなく、作家活動を始めた17~8年前を思い起こし、「写真を楽しむ形は自由でいいんだよなぁ。一緒にその場を楽しんでくれる人たちと、話をしながら皆が仲良くなっていく日常のコミュニケーションの延長上のような、そんな場所がいい」。
この3年間で新たに出会えた方も多くいらして、それ以前の私の作品も見てもらいたいし、せっかくならば眠っている写真をリバイバル展示して日の目を見せてあげよう。
―そんな些細な発想から生まれた企画です。
3日間で、写真展・トークイベント・撮影会、そしてバッグ&アクセサリーブランドLoopieのリアル販売を行います。
写真展示作品は、2019年8月東京・12月大阪で開催されたベトナム・ホーチミン市のスナップ写真作品「Ấn tượng Hồ Chí Minh」(アン・トゥオン・ホーチミン)より約10点をピックアップ。この展示の翌年2月にコロナが始まってしまい、海外に行きたい気持ちもパタリと止まってしまった感じもあり、本当は「この続きの写真が撮りたかったはずなのにな」と思う自分もいて、「あぁ、まだ旅の途中なのか」と。そこからタイトルをつけました。
そのほか、未発表のモノクロフィルム作品「Like a Trip」約10点を加えて展示します。こちらの写真も、3年前に発売されたモノクロフィルムの店頭作例として撮影した後すっかり眠っていて忘れかけていたものでした。今回はデジタルデータから銀塩プリントいたします。
展示内容にちなんだトークイベントでは、自称”散歩中毒“、まち歩き雑誌の常連、路上ペンギン写真家の高野ひろしさんを迎え、お互いの共通点である「近所を歩く・写真を撮る・文章を書く」をテーマに近所を旅する感覚と、文字で伝えることの楽しさ、面白さ、表現についてお話を進めます。1月20日、金曜夜のバータイム、アルコール片手に楽しんでください。
翌日1月21日(土)は、作家活動を始めた頃に出会った「アジアごはん料理人」のKyokoさんとお互いが一人旅をしたベトナムのお話“わたしのひとり旅スタイル”です。展示していない写真の数々も併せて披露いたします。女一人旅ってどんなスタイルなのか気になる方はぜひ。なお、Kyokoさんには、冬に嬉しいホットスイーツを作っていただき、トークイベントでご提供いただきます。わたしも今から楽しみです。
最終日1月22日(日)は、“カメラ片手にご近所旅行”というイメージで撮影会を開催。題して「もんなかTrip GR撮影会」です。なぜGRなのかって、展示作品「Ấn tượng Hồ Chí Minh」(アン・トゥオン・ホーチミン)で撮影したメインカメラがGRII&IIIだったことと、やはり旅のお供にGRが相応しいということからです。GRをお持ちでない方も、カメラのお貸出しができますのでぜひ。しかも嬉しいことにこの日もKyokoさんがベトナム料理のランチセットを用意してくださいます。
そして、アクセサリー&バッグLoopieの展示販売や、現在予約注文を受け付けている東京下町デザイナーズの T.S.D.サコッシュバッグも実物をご覧いただける予定です。
写真展は入場無料、開催時間中は自由にご覧いただけます。各イベントについては、予約が必要になっておりますので、それぞれのリンク先からご確認、ご予約をお願いいたします。
―旅の楽しみ方を体験するフォトイベント―「まだ、旅の途中」
会期:2023年1月20日(金)~22日(日)<3日間>
開場時間:
20日(金)14:00~19:00
21日(土)13:00~19:00
22日(日)13:00~17:00
会場:門前仲町 chaabee 東京都江東区福住1-11-11
chaabee | チャービー | 江東区 (chaabee11111.com)
ぜひ新年のあいさつ代わりにお越しいただけると嬉しいです。
お待ちしております!
白黒フィルム作品 |Like a Trip 2023カレンダー
また、白黒フィルムをこれから先も使っていけるものと期待していた時ではないかと思います。もちろん、なくなったりしたわけではありませんが、年々高騰するフィルム市場を見ればかなり汲々とした状況になっていると言わざるを得ません。
今から3~4年前の東京は、振り返ってみると、まるで海外旅行でもしているかのような様子です。
この機会に2023年カレンダー「Like a Trip」おひとつご予約いただけますと幸いです。
ムック本 キヤノン EOS R7 完全ガイド 寄稿
デジタルカメラマガジン、デジカメWatchの編集部であるインプレスさんから発刊される「キヤノン EOS R7 完全ガイド」に寄稿させていただきました。
ムック本への寄稿は実に3年ぶり。
スナップ写真の作例依頼かと思いきや、それにとどまらない内容で、なんと、
・これだけ押さえればすぐに撮影できる!ベーシックガイド
・注目機能ページ
・セッティングガイド
・レンズ数本 まで網羅しております。
手慣れない機材にあたふたとしながらも、その高性能・高機能の素晴らしさは使うたびに実感できました。
かつて使用していたEOS 7Dを思い出しては、その進化の度合い、速さに驚きました。
すごく端的な発言ですが、すごいカメラです。
軽い、小さい、何でも撮れちゃう気がします。
ムック本では様々なジャンルで活躍されている写真家の皆さんの写真や、AF設定、注目機能なども紹介されているので参考にされると良いと思います。
加えて、バッグ&アクセサリーページは多少のプロデュースも行い、友人・知人にお世話になり、スナップ撮影に出かける際に相応しいアイテムを紹介しております。
INDUSTRIAさん、サクラスリングさん、マンフロットさん、急なご依頼にもかかわらずご協力いただき感謝申し上げます。
久しぶりに、企画制作をしていた頃の自分を思い出し、なかなかの充足感を味わいました。
写真家の表舞台もあるけれど、ものづくりの現場、裏方の仕事、とても大切ですし好きな仕事です。編集さんたちともその辺りの信頼関係を築くことができて、タイトなスケジュールな中でもとても楽しく仕事をさせていただきました。
手に取っていただければ嬉しいです。
個人的にとても思い出深い一冊になりました。