フォクトレンダー|NOKTON classic 35mm F1.4
遅々として進まないブログですが、お付き合いいただきありがとうございます。
もう、3月も半ばではないですか。驚くばかりです…
少し間が空いたタイミングで、コシナさんからフォクトレンダー
NOKTON classic 35mm F1.4 - 株式会社コシナ をお借りしていました。
興味があったものの、なかなか機会がなくて購入しようか迷っていたところにご紹介頂きました。本当は、X-E4にNOKTON 23mm F1.2 Asphericalを。と思っていたのですが、使ってみたところ、同時にお借りしたSONY Eマウントの方に魅力を感じてしまい、そちらをメインに使わせて頂きました。
と言ってもそんなにシャッターを切れたわけではないのですが。
第一に惹かれたのは、スカッと抜けた紺碧の青色。気持ちいい!
リバーサルフィルムで撮影していたことを思い出させるコントラストの高さ。私的に、快晴の日に撮りたくなるカメラとレンズの組み合わせはなかなかないのです。このレンズでなければ引き出せない色だと実感。
解像性能がかなり高く、室内でもしっかりとした画を撮りたくなります。どっしりと深みのある描写の中にハイライトが効いてます。
半面で、近接撮影ではF1.4のボケの表情が豊か。淡いトーンでボケを引き出します。
僅かなピント面を活かした柔らかいトーンのポートレートも楽しめて、階調レンジ幅を引き出してくれるレンズです。夕陽を浴びた肌や、背景にもしっかりと色がのっています。
この輪郭のある玉ボケは魅力的ですね。
MFレンズなのでファインダーをのぞながらピントの山を探りますが、見やすく、合焦しやすいのもうれしい。
開放側と絞り込んだ時の解像性能の違い。どちらも一度に味わえてクセになります。同じシーンでも絞り値がほんの少し変わるだけでかなり違った表現がたのしめるので、撮っていてワクワクするレンズです。
いつお迎えしようか思案中。。