前回のX-E4と同時に使っていたレンズが、リニューアルされたXF27㎜F2.8 R WR
こちらもレビューを書かせてもらいました。
フードと絞りが着いただけでかなりカッコよさが増します。
本当にコンパクトカメラのような佇まいです。
人気で、すでに品薄状態。予約しないと購入できないそう。
すごいね。
実を言えば、レビュー記事にも書きましたが、私自身ほとんどなじみのないレンズでした。その理由は簡単。
寄れないから。
なので、そういう撮り方ではない逆転発想でいることがこのレンズの持ち味を活かすと言えるでしょう。
深度の深さと解像感はとても素晴らしいものです。
夕陽に照った石畳のリアルな感じ。
とてもよく伝わりますし、この撮り逃したくない一瞬が撮れるレンズなわけです。
もっと簡単に言ってしまえばスナップのためのレンズ。
サクサク小気味よく撮り歩く以外に考えすぎると上手く撮れないと思います。
無心になって撮る感覚。
クラシックネガの風合いが街中でのシーンにとてもよく似合います。
いいタイミング。これはモノクロームカラーで暖色に。(WC+に4くらいだったかな)
下町にはこのくらいの暖かみがあったほうが味が出てきます。
そして、少し絞っただけで文句なしに遠景までよく写る!
これは他のレンズで感じなかった描写力です。
髪の一本、一本までとてもシャープ
程よい距離でのポートレートの良さもこのニュアンスのあるボケ味がポイント。
ETERNAブリーチバイパスの色がぴったりとハマる美しいうなじに透明感が出ました。
他のXFレンズと比べると思い切った感じの写り。というようり振り切った感じを受ける写りのレンズ XF27㎜ F2.8 R WR
考えすぎずサクサク撮ろう。
それがいい。
そんなレンズです。