写真と、カメラと。

写真とカメラと過ごす日々と、旅のこと。

撮影設定を楽しむ|LUMIX S5II 内蔵のデジタルフィルター

皆様、ブログは大変ご無沙汰しております。

GWの終わりに、フォトコミュニティサークルPhotonovaにて横浜撮影会に出かけてきました。当日は過ごしやすい気温でしたが、結構な曇天。花曇りと言われ、撮影には良い環境ですが、フツーに撮影してもつまらない。と思ってしまう天邪鬼な私。
そこで、普段あまり使用していなかった、カメラ内臓のデジタルフィルターを久しぶりに使ってみました。

この日のカメラはLUMIX S5II 。フィルター設定も数が少なくなりましたが、この日の撮影に「ハイキー」「クロスプロセス」「POP」をシーンに合わせて選び使ってみたら、思いの外ハマりました。
しかも、撮影時にWBを変えられて、RAWデータも残せる。これはいいですね。
デジタルフィルターがあまりピンと来ない時は、カメラ内RAW現像で通常のフォトスタイルを充てることができます。

LUMIX S5II /SIGMA 56mm F1.4 DC DN | Contemporary  フィルター設定「ハイキー」

ハイキー調での撮影は、フィルター設定「ハイキー」のままだとかなり浅い印象です。そこで、露出補正をマイナスにしています。淡い印象の中に彩りを残すことができました。

LUMIX S5II /SIGMA 45mm F2.8 DG DN | Contemporary   フィルター設定「クロスプロセス」

こちらは、「クロスプロセス」。木目の感じがしっとりとしてレトロな雰囲気が出せました。クロスプロセスは、WBとの組み合わせで色が大きくかわるので、調整しながらの撮影。
夜のネオンサインや温かみのある室内の光にもピッタリ。アメリカンなお店の雰囲気にハマります。光がふんわりとしているのは、ブラックミストフィルターを装着しているから。

LUMIX S5II /SIGMA 56mm F1.4 DC DN | Contemporary  フィルター設定「クロスプロセス」


こちらは、フィルター設定「POP」。斜めに光が伸びているのはストリークフィルターというものを装着しています。

LUMIX S5II /SIGMA 56mm F1.4 DC DN | Contemporary  フィルター設定「POP」

POPという色は、派手さばかりが目立って嫌がる方も多いですが、夜の彩りは鮮やかでスッキリとした印象にしあがり、暮れる空の青さも引き出してくれました。

一昔前(?)カメラ内臓のデジタルフィルターが流行った時期もありましたが、今はあまり重視されていないのが現状。PhotoshopLightroomなどのプリセットが主流になってきましたが、こういう遊び心は無くしてほしくないな。撮影するときグッときてテンション上がりますからね。

たいていのデジタルカメラに内蔵されています。
一度お試しあれ。

 

<撮影機材>

Panasonic LUMIX S5II ミラーレスカメラ 24.2MPフルフレーム フェーズハイブリッドAF搭載 アクティブI.S.テクノロジー 無制限4:2:2 10ビット録画 20-60mm F3.5-5.6 Lマウントレンズ - DC-S5M2KK

 

シグマ(Sigma) SIGMA シグマ Lマウント レンズ 45mm F2.8 DG DN 単焦点 標準 フルサイズ Contemporary ミラーレス 専用

 

シグマ(Sigma) 56mm F1.4 DC DN | (C) TL 56mm F1.4 DC DN | Contemporary ライカLマウント用