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GWの終わりに、フォトコミュニティサークルPhotonovaにて横浜撮影会に出かけてきました。当日は過ごしやすい気温でしたが、結構な曇天。花曇りと言われ、撮影には良い環境ですが、フツーに撮影してもつまらない。と思ってしまう天邪鬼な私。
そこで、普段あまり使用していなかった、カメラ内臓のデジタルフィルターを久しぶりに使ってみました。
この日のカメラはLUMIX S5II 。フィルター設定も数が少なくなりましたが、この日の撮影に「ハイキー」「クロスプロセス」「POP」をシーンに合わせて選び使ってみたら、思いの外ハマりました。
しかも、撮影時にWBを変えられて、RAWデータも残せる。これはいいですね。
デジタルフィルターがあまりピンと来ない時は、カメラ内RAW現像で通常のフォトスタイルを充てることができます。
ハイキー調での撮影は、フィルター設定「ハイキー」のままだとかなり浅い印象です。そこで、露出補正をマイナスにしています。淡い印象の中に彩りを残すことができました。
こちらは、「クロスプロセス」。木目の感じがしっとりとしてレトロな雰囲気が出せました。クロスプロセスは、WBとの組み合わせで色が大きくかわるので、調整しながらの撮影。
夜のネオンサインや温かみのある室内の光にもピッタリ。アメリカンなお店の雰囲気にハマります。光がふんわりとしているのは、ブラックミストフィルターを装着しているから。
こちらは、フィルター設定「POP」。斜めに光が伸びているのはストリークフィルターというものを装着しています。
POPという色は、派手さばかりが目立って嫌がる方も多いですが、夜の彩りは鮮やかでスッキリとした印象にしあがり、暮れる空の青さも引き出してくれました。
一昔前(?)カメラ内臓のデジタルフィルターが流行った時期もありましたが、今はあまり重視されていないのが現状。PhotoshopやLightroomなどのプリセットが主流になってきましたが、こういう遊び心は無くしてほしくないな。撮影するときグッときてテンション上がりますからね。
たいていのデジタルカメラに内蔵されています。
一度お試しあれ。
<撮影機材>
シグマ(Sigma) SIGMA シグマ Lマウント レンズ 45mm F2.8 DG DN 単焦点 標準 フルサイズ Contemporary ミラーレス 専用
シグマ(Sigma) 56mm F1.4 DC DN | (C) TL 56mm F1.4 DC DN | Contemporary ライカLマウント用