写真と、カメラと。

写真とカメラと過ごす日々と、旅のこと。

久しぶりの写真展

年末から更新が滞っていました。

ブログも久しぶりなのですが、今日はお知らせです。

写真展を約2年ぶりに開催します。

コロナ禍でありながら、ボチボチと身近な場所でちょうど一年間くらい撮影した写真です。いわゆるご近所フォト。
なんかすっかり遠出することがはばかられてしまい、特にそうした欲も今はなく。
というか抑えられているんでしょうけど。

それでも、写真見せたいな!という意欲はあり。
今、撮れるものの魅力を伝えられたらいいのかな。と思いました。

無理せず、背伸びせず。


前回の個展は2019年8月末と12月の2回。
リコーイメージングスクエアという大舞台でしたが、今回は写真店さんの一角である壁面ギャラリーをお借りします。

ご近所フォトの雰囲気に合っているんじゃないかと思います。

そういえば、ご近所フォトっていう言葉―

とても気軽に感じるかもしれませんし、物理的な距離を指しているかのように言われたりもしますが、そうではなく。

・何でもない日常の環境下で発見力を養う。

・毎日出かけたらシャッターチャンス。

・どこへ行っても(いても)毎日を過ごすようにそこにいる。

ちょっとした精神力みたいなものです。

こないだCP+のオンラインで配信された森山大道さんのインタビューを聞いていて感じたことは、写真を撮るためのスタンスや考え方は変わらないっていうこと。
捉え方や表現の方法が違うだけってことです。

コロナ禍で抑制されても、やっぱり写真撮ってるしね。

 

ということで、5月29日~6月11日までの約2週間 こばやしかをる写真展開催します。

こばやしかをる写真展 ゆるりらイメージ

こばやしかをる写真展 ゆるりら

もう少ししたら案内DMもできてくるので、詳細はそれからお伝えします。

お楽しみに。

 

 

make a happiness with you

 make a happiness with you

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これは、私が今年2020年の年賀状に記した言葉です。

それがコロナ禍で〝一緒に〟というわけにはいかず、叶わなかったことが少しだけ悔やまれます。

プライベートではコロナどころではない出来事も重なりました。

人に会いたいけど、会いたくない。そんなことも頭の中をよぎりました。

でも、今こうして年の瀬を迎えることができる自分がいます。

「コロナめ!」と思う気持ちよりも強く、この時間があって良かった。
おかげでいろんなことに気が付くことができる一年になりました。

今もなお、大変な状況の中で奮闘されている方がいらっしゃることは承知の上ですが、正直言って楽しかったです。

 

そんな私が来年取り組んでいきたいこと。

外ごはんと写真や動画撮影を楽しみたい人一緒にでかけましょう!」と、前回のブログでお話した〇〇しよう with Camera ですが、(動画だけでなくもちろん写真も。)これを様々なシーンで展開していきたいなと考えています。

ちょっとしたプロジェクトです。
簡単に言えば、やっぱり〝楽しいこと一緒にしようよ♪〟です。

 

何か難しいことではなく、誰にでもある「これやってみたいな」「みんなと楽しみたいな」をカタチにすること。

私自身、カメラと写真のことに囲まれた環境に育ってきて、それ以外の何かに目を向ける余裕がなかったとも言えるのですが、今こそやらなかったことをやってみたい。

そう思えたのでチャレンジでもあります。

もちろんそこに感染症対策は必須ですが。


何事も一番大切なのはやる(やった)ことの経験値と楽しさの共有ではないかと感じています。

その空間の中にツールとしてカメラと写真の存在があれば。と思うのです。
当たり前のことがコロナ禍でSNSやオンラインによって当たり前でなくなった今こそ大事にしたいこと。

 体験すること。
 時間を共にすること。
 そこにカメラと写真があればいいな。

あくまでも、アクティビティやスタイル中心で。
カメラや写真への入口はどこにだって存在すると思うから。

 

やるべきことは、従来の撮影会やワークショップというスタイルを超えて写真文化を継承する足掛かりをつくること。
それはハイスペックなカメラで競う写真の上手い下手だけではなく、純粋に写真っていいなと思える気持ちを大切にし残すこと。

楽しくなければ思い出は残らず、またその時の写真によってよみがえる記憶と言えると思うのです。

プロジェクトと言っても大袈裟なものではなく、きっと趣味人な方ならそんなの俺(私)にもできるよ。と言えるようなものだと思います。

 パン作り得意!
 花選びとアレンジメントできる!
 洋服のコーディネート得意!
 レトロ喫茶めぐりしよう!
 一日乗車券で遊ぼう!

 とか、なんでもいいんです。

「こんなことできるよ!」「やろうよ!」と、手を挙げてもらえたらさらに嬉しいです。一緒に楽しい場を作っていきましょう。
カタチにすることをお手伝いいたします。

私の運営するPhoto Plus+はそうした写真の楽しいカタチを実現するための企画ブランドです。

 

そして、 最強無敵な〝ご近所フォト〟はどこまでもあなたの生活のそばにあります。

身の回りの身近な環境から生まれる発見とコミュニケーション。
やっぱりこれは何をする上でも大切なことだと改めて感じています。

毎時一秒ずつ(こうしている今も)目の前に在るものは姿を変えています。
目に見えなくても。

だから皆さんにとっての身近な大切なもの、人、場所、こと。
写真で残していってください。


わたしはそんな今年の写真を来年展示する予定です。

―今年も残りわずか。

皆さんにとって来年はより明るく楽しく、清々しい気持ちになれる一年でありますように。

PS:いろんなことをお知らせしていくと思います。

ぜひこちらのフォローもよろしくお願いいたします。

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○○しようwith Camera


ご覧いただいた方もいらっしゃると思うのですが、先日YouTubeに「○○しようwith Camera」という、メスティン(飯盒)で炊飯をした動画をアップロードしました。

▼こちら▼

 

私って実は趣味らしき趣味がなくて。というのも、読書も料理もそれなりに生活になじんでるから趣味と言い切れないなという感じ。

でもキャンプにハマった!趣味にする!とかわけではないんです。
青空を見ながらあったかいご飯が外で食べたい。
みんなで食べたらおいしいだろうなぁ、幸せそうだなぁ外ごはん。

と、単純にそう思って。

なんだかやっぱり今年は家の中に居る(こもる)ことが多いから外の空気に触れておいしいもの食べてそれで写真が撮れたら最高だなぁーと思ったんです。
それと、カメラのことばかり言ってても自分自身が窮屈になるので。

荻野谷「横川の峠の釜めし」の釜でご飯を炊くことはできるので、メスティンでも作れることは作れるだろうと思っていたのですが、それだけでなく、どうやらソロキャンというのも流行りなんですね。
メスティンレシピもたくさんあるみたいなのでこの容器と固形燃料でどこまで何できるかな?というチャレンジもしてみたくて。

いろいろとレシピも勉強してみてます。

ちょっと楽しみが増えた。

ーせっかくなら動画で記録してみようかな。

という安易な思考回路で、GRⅢで撮影し編集してみました。


いつも何かの延長にカメラと写真がある。そこにちょっとだけ動画。

そんな生活なだからタイトルもそうしました。「○○しようwith Camera」

何か動画で伝えられることもできればと思っています。

 

今までやらなかったことに興味が湧いたなら何でもやってみよう。

そんな風に生きてます。


購入したのはこちら▼

後からいろいろと揃えるの面倒と思って。
これだけあれば、いつでもお外へGO。
災害時にもいいよね。

 

外ごはんと写真や動画撮影を楽しみたい人一緒にでかけましょう!

 

 

新しいカメラ|FUJIFILM X-S10

FUJIFILM Xシリーズの新機種が遂に登場しました。
「X-S10」新しいラインナップです。
今回も、デジタルカメラマガジンさんでレビュー記事を書かせていただきました。

発売発表前、リリース前に新しい機材を使うのはちょっとハラハラするんです。
しかも今回はリークネタが出る前に使用させて頂きました。

「キラーチューンになるんじゃないの?いいとこどり過ぎる。。。
これが全てにおいての感想。

プロセッサーもセンサーもX-T4同様です。
ボディは小さくなり、グリップの高さがあるので取り回しに優れていて、バリアングルモニター搭載。手振れ補正も抜群で、動画も静止画も何でも来い。な感じ。

Xシリーズが欲しくて悩んでいた人なら買うべき一台になっています。

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手振れ補正が抜群 0.5秒手持ちで / XF35mmF2 R

ホントは、ページのトップを飾るかもしれなかった一枚。

 

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窓越しでの撮影 解像力がすごい / XF18-55mmF2.8-4.0 RM OIS

三脚を使わなければ撮れなかったシーンがいとも簡単に撮影できます。

 

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ETERNA ブリーチバイパス / XF35mmF2 R

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クラシックネガ / XF56mmF1.2 R

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Neg,Hi&カラークロームブルー / XF35mmF2 R

FUJIFILMと言えば、フィルムシミュレーションの色
これもX-T4同様に、ETERNA、 ETERNAブリーチバイパス、クラシックネガまで揃い、カラークロームエフェクト、カラークロームブルーまで全てが搭載されています。

 

シネマルック、フィルムライクが好きな方にはたまらないですね。

 

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ETERNA / XF35mmF2 R

青空が撮りたかったなぁ。
使用期間中に晴天に恵まれなかったことだけが悔やまれます。


サブ機どころか、メインの一台になっても何らおかしくない。
そんなカメラに仕上がっています。

 

他の作品もデジタルカメラマガジンの誌面でご覧になってくださいね。

 

 

新しいカメラ|OLYMPUS OM-D EM10Ⅳ

先日発売になりました、デジタルカメラマガジンの特集「カメラが写真を変える」で今回、早々とOLYMPUS OM-D EM10Ⅳを使わせていただきました。

 

手に持った瞬間の「何この軽さ!!」という驚き。
(ある機種+レンズとのギャップ大)

荷物にならないミラーレス一眼レフ。
こういうのってPCとかモバイルとか持ち歩く20-30代にとても響くなぁと感じます。

デザインだってすごくシャープな印象。男性も女性も、ちょっとファッションに気を遣うような人たちが好みそうです。

パパママカメラとか、エントリー機というのがちょっともったいないほどの高機能。

 

特集記事のため、アートフィルターをメインに使用しましたが楽しすぎました。

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ポップアート

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ポップアート

ポップアートⅠと、ファンタジックフォーカスにはその効果が調整できる「ファインチューンスライダー」が付きました。

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ポップアート

こうした被写体にはポップアートⅠ使ってみて欲しいです。

 

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ファンタジックフォーカス

淡く優しい表現に。赤ちゃん、女性、花、スイーツなんかに相応しいフィルター。

 

新しく搭載されたアートフィルター「ネオノスタルジー」は、ハイライト~中間にM,シャドーにはGがかかるといった偏り具合。

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ネオノスタルジー

 

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ネオノスタルジー 彼女たちには声をかけて撮影しています。

「ネオ」って新しいという意味になりますが、今までのノスタルジックなフィルター効果と異なるのは、80年代風だからと感じました。

というのも、それまでのノスタルジックな雰囲気って祖父母や両親の写ったモノクロやセピア、あるいはもっと褪色した雰囲気だと思うのです。

それとは異なる新しいノスタルジー

私が10代だった頃の写真みたい。と思いました。

 

今、写ルンですが好きな世代に向けて考えられたように思います。今回撮影していませんが、フラッシュを使った人物撮影に向いているようです。

 

定番となったフィルターも被写体選びが楽しい。

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ブリーチバイパス

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ダイナミックトーン

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ビンテージⅠ

 

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ビンテージⅠ

 

このカメラのおかげで、少しばかり足を延ばして海へ。

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ポップアート

束の間でしたが、夏休み気分を満喫。気分だけ。。

人気の少ない(少な目)な海は好きかも。
しかしながら、たったの数十分で物凄く日焼けしちゃいました。お肌に悪い。。

 

OLYMPUS OM-D EM10Ⅳ その他のインプレッションについては、デジタルカメラマガジン10月号に掲載されていますので、ぜひご購読くださいね。