写真と、カメラと。

写真とカメラと過ごす日々と、旅のこと。

TRAVEL55 ❘ ベトナム・ブンタウ編

南シナ海の青い海を見たい。という願望をかなえるべく、ホーチミン市から車で足を延ばすこと2時間。日帰り観光に出てみました。

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ブンタウへ
ブンタウ(Vũng Tàu)は、ホーチミン市から125Km離れたベトナムバリア=ブンタウ省南東部に位置する町で、いわゆるビーチリゾート地。ベトナムの熱海と言われているそうですが、車窓から眺める限りグアムっぽい感じを受けます。

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ブンタウ(Vũng Tàu)
ガイドをしてくださった方が「ブンタウはベトナムで道が一番キレイな街」とおっしゃっており、その通り広々としていて整備された道路がビーチ沿いに走ります。とても開放的。かつ、遮るものがなく暑いので車での移動でないと厳しいです。

 

ブンタウといえば、小高い山の上に建つキリスト像の見晴台が有名なスポット。

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キリスト像の見晴らし台(Christ the King)
像にたどり着くまでに階段800段を上り、さらに像の中の螺旋階段を上がるので、約1,000段くらい覚悟を。
しかし、苦労した分の感動必須。
展望台(肩部分)からブンタウ市内を一望できる最高の眺めが待っています。

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キリスト像からの眺め

上の写真は像の背中側。前面には青い空、青い海!キリストの横顔見ながら海岸線が広がります。
心地よい風に当たりながら見る景色…なのですが、風が強くてずっと居られず。さらに人が3人くらいしか立てないのです。
しかも、足が筋肉痛でガクブル。足腰鍛えてから行くべし。教訓です。
 

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ホワイトパレス(White Palace)内部

次に訪れたのはホワイトパレス(White Palace)

皇帝バオダイのための浜辺の住居として建てられた植民地時代の建物。歴代の要人が別荘として利用してきたそうです。各部屋からフロントビーチを前に風が吹き抜ける素晴らしい眺め。

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変なゴージャス感を味わえますが、なんとなく?建物自体が粗雑に扱われていて面白いなと思ったら、ガイドさんが「王さまは自分のためにだけここを利用した、国の事は考えていなかった。Ho Chi Minhさんは国民のために働いた。だから英雄なんです。」と流ちょうな日本語で教えてくれた。
納得。

 

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バックビーチ(Back Beach)

次でバックビーチへ。いわゆる海水浴場です。浜が広い。
パラソルたくさん並んでいて賑わっているのかな?と期待しつつ、泳がなくても足ぐらい浸かろうかなぁとか思ってたんですが、ビーチには誰もい・な・い。シーズンオフだったようなのですが、見渡す限りこんなに人がいないのかと驚きました。

足元はスコリアのようなシャリシャリ粒々としたと細かい砂。

そして、少し中国風な、島国っぽいような。そんなお店でシーフードを堪能するランチタイム。

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シーフードランチ

 エビ春巻き、チャーハン、ガーリックシュリンプ、あと何か食べたはず。。。
ベトナムの料理ってシーフードが欠かせないのですが、ホントに何を食べてもおいしいです。また、醬油、ニョクマム、スイートチリ、ライムソルトなどを好みで選べるので味変しながら楽しめます。

汗かいて、お腹も満たされて、あとはガイドさんにお任せしてちょっとお昼寝しながら車でホテルまで。

カメラを持つととても忙しなく移動しがちだけど、半日贅沢に過ごしてみるのも旅の楽しみ方。

東南アジアらしい暑さも心地よい半日でした。

ベトナムはまだまだ行きたい場所がたくさん。次はどこに行こうかな?と思い巡らせているくらい私の質にはあっているよう。

料理も文化もまだまだ知られていない面があるので、また今度ご紹介できればと思います。

 

 

使用機材:RICOH GRⅡ