写真と、カメラと。

写真とカメラと過ごす日々と、旅のこと。

令和になったという実感

2代目さるびあ丸の引退がニュースになりました。

急に20代の頃の思い出が去来して、物凄い寂しさに襲われました。

初めて乗船したのは多分平成8年頃かなと思います。

伊豆大島に出かけた初めての船旅。

島旅を楽しい思い出にしてくれたのは>間違いなく船で過ごす時間です。

f:id:kkrg-kawloon:20200627141732j:plain

夜の出港、東京湾の夜景、デッキで受ける潮風、寝付けないワクワク感とエンジン音

f:id:kkrg-kawloon:20200627142020j:plain

何度のっても同じ感覚なのに、船に乗って旅をするという特別な時間。

f:id:kkrg-kawloon:20200627142137j:plain

朝焼けを迎える大島 岡田港

f:id:kkrg-kawloon:20200627142257j:plain

伊豆諸島の人々の足でもあるさるびあ丸

沢山の人々の楽しい思い出を作ってくれる存在です。


船内での写真、多くはないけど遡ってみました。

f:id:kkrg-kawloon:20200627142519j:plain

デッキのブルー

f:id:kkrg-kawloon:20200627142551j:plain

錆に重ねるように塗られた塗料の厚み。

こういうのがグッときちゃったりするんです。

 

f:id:kkrg-kawloon:20200627142642j:plain

一等客室 椿まつりの時に使わせていただきました。

20代の思い出から時が経ち、東海汽船さんとお仕事をさせていただくなんて思ってもみなかった。

帰路さるびあ丸に乗船することは少なくなりましたが、台風と共に向かった新島で思いがけず昼間に乗ることができて、それもまた思い出です。

f:id:kkrg-kawloon:20200627142935j:plain

初めての島旅も帰路がさるびあ丸で、デッキから眺めた夕景はほんとうに忘れられない爽快で、壮大な景色。

どこかのフィルムに収まっているかもしれません。

 

3代目さるびあ丸 造船所からの進水式の様子を改めて拝見して、時代に対応した内外共にリニューアルされたデザインから新たな歴史が刻まれるんだな。と実感が。

youtu.be

縁もゆかりもない伊豆諸島へ私をつないでくれたのは間違いなく東海汽船さんです。
今では、大島に顔なじみや迎えてくれる人がいて、田舎に帰るようなそんな感覚。

何度行ってもホッとします。

 

思い出の一つとして、この記事を書かせてもらってよかった。

フォトジェニックな旅に出よう~伊豆大島篇~ 写真家・こばやしかをるvol.1

丁度、平成の終わりでしたね。

 

f:id:kkrg-kawloon:20200627143502j:plain

キャプテンたちばな アンクルトリスの柳原先生が書いてくださっているもの。
これも歴史です。

 

全てが新しくなり、またスタートするんです。

私も一つ自分の環境に区切りがついたので、無理なく新しいことへ挑戦したいと。そんな気持ちでいます。

令和なんですよね。
どっしり構えて、柔軟に受け入れていかないと。
状況に対応できなくなる年のとり方はしたくないものです。

次に乗船するときは
3代目ですね。