撮るだけじゃないってこと
コロナ禍で写真が撮りに行けない。
撮る気力を失った。
そういって写真を諦めはじめた人も多いように感じています。
しかしながら、写真を撮ることだけが写真の楽しみなのであれば、先にも後にも続けていく趣味としては難しいでしょう。
大事なのはマイペースで無理なく続けること。
写真の楽しみ方は人それぞれですが、家の中にいても学べることは多々あります。
・今まで 指導してもらった中でクリアできていなかったカメラの操作、機能を使ってみる
・今まで やったことのなかったテーブルフォトや定点観察
・今まで やらなかったプリントをする、まとめてみる
・今まで 知らなかった写真史、ルールやマナーを学ぶ
・今まで 見たことのなかった写真家(写真集)を知る
など、パッと思いつくだけでもこれだけあり、数か月でやろうとしても身につかず根気のいることばかりです。
これって写真を学ぶことだと思うのですが。
先述した写真を諦め、辞めていく人たちはきっと撮ることだけが楽しみなんだろうなと感じた数か月です。
オンラインで受講できない、操作できないと言うことも耳にしますが、少なくともスマホが手元にあればできることばかり。
本当に求めていることであれば、人から伝え聞くのではなく自ら求めることが本来の学びなんではないかと。
しかも、それは年齢に関係ないことです。
コロナ禍の状況はしばらく続くと思いながら、わたしもオンライン講座をスタートさせました。WEB注文のプリントを仕上げるためのワークショップです。
↓こちら↓
これが、操作を教えるにあたりオンラインが最適で、ずっとリアルに体験していただくことが難しいと思っていたものです。
写真プリント(主にデジカメ)は自宅でインクジェット仕上げが当たり前ではなく、従来の銀塩写真でも仕上げられるのです。
しかも街中の写真店では難しい「写真の仕上がり調整の指示」を行うことができ、自分がどうしたらわからない時は、撮って出しデータそのままプロのプリンターさんにお願いすることができます。
画像加工・処理のソフトがなくても大丈夫なのです。
フィルム写真もデジタルデータ化されていればOKです。
「少し敷居が高い」、「わたしにはまだ必要ない」と思っている人ほど体験してもらえたらと思っています。そのくらいメリットはあるということです。
ワークショップに参加いただくには、事前にプリント見本帳(有償)の取り寄せが必要になりますが、ワークショップ受講後も仕上がりイメージが湧きますのでマストアイテムとなります。
オンライン講座に挑戦することも勉強のひとつ。
また、オンラインであることで周囲の仲間に頼ることなく、集中力が必要であることも実感できるでしょう。
これから梅雨も本格化します。真夏日も外に出るのが厳しくなります。
そんな中でぜひ一度は体験してみてください。
本当はブログに宣伝じみたこと書くのはやめていたのですが、今後の皆さんの写真生活がより充実度の高いものになるよう、このような内容を書きました。
カメラが、レンズが、売れれば写真業界が潤うわけではありません。
写真を楽しむ皆さんにはそのことも理解してもらえたらと願っています。
そんなわたしも写真以外のことに挑戦中です。