写真と、カメラと。

写真とカメラと過ごす日々と、旅のこと。

TRAVEL 55 | 伊豆大島 #2

島友のおかげでようやく念願叶う。

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三原山の中腹には大島桜が咲くが、行く道では止まることが許されない。しかも徒歩などでは無理な道のりだ。夜であれば街灯も何もない真っ暗闇になる。
それが故、美しく咲いているのだろうと感じながら終わりかけの桜をながめていた。

ずっと前から行ってみたかったのは裏砂漠。

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月と砂漠ラインを走り、突き当りとなる駐車場に車を止めて歩く。
裏砂漠までの緑に囲まれた山道を歩くだけで気持ちが良い。

この日は新緑が芽吹き輝いていた。

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足元が黒い砂(スコリア)に変わるとほどなく裏砂漠。

急に視界が開け、眼下には黒く溶岩の流れた裾野が広がる。
火山から流れ出た溶岩は島を覆っていた。大島の町々は、まさに火山の裾野を囲うように在るといってよい。

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目の前に広がる風景に圧巻され思わず声が出てしまう。
遮るものがないどころか、何もないといった方が正しい。
暴風に晒され、体温も奪われる。


展望台に立つと大島は火山の裾野に町があるということを再認識し、自然の上にいる、地球の上にいる。そんなことを実感する。

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*1

ここには大雨で溜まる水で湖ができるそうだ。そんなタイミングで見られる時があれば幸運だろう。

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「砂漠だと聞いていたが、宇宙だった。」と、SNSに記したが、まさにそんなスケールの大きさと天候に恵まれた時。

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こういう場所はなかなか写真では伝えきれない。
いままで来られなかったことを残念に思うほどだった。

地球のチカラ体感してもらいたい。

 

裏砂漠

 

使用カメラ:最後の一枚PENTAX KP/それ以外は GRIII

*1:櫛形山 標高600m

TRAVEL 55 | 伊豆大島 #1

2019年 今年に入って二度目の訪問

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伊豆大島 / 岡田港 Okada port

今まで数えたことなかったけど、椿まつりはすでに5回、写ルンですツアー、Enjoy Photo Lesson 遠足、モノクロツアー、一番初めに行った20代の頃…わかっている範囲で10回目の訪問になりました。


何度行っても本当に飽きることのない島です。

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大島公園 / 椿園

なんでこんなに呼ばれているんだろうな。と思うけど今は答えが見つかりません。
なのでこれからも行くでしょう。
答え探しはしていないけど、
強いて言うなら、


 人がとても礼儀正しく親切 あいさつしない人はほとんどいません。
 昔ながらの街並み、昔見た光景に出会える
 海も山も自然が豊か いつ見ても違う景色
 食べモノは文句なしにおいしい

〝日常を贅沢に満喫できる〟ことだと思います。
わたしはそんな場所が大好きです。

 

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伊豆大島 / 三原山山頂口

そんな伊豆大島の魅力を伝えることができたら。と今回心から思い、何かのカタチにしていくことを模索しています。

 

このブログでも少しずつ魅力を書き記していきたいと思っていますのでぜひご覧になっていただけたら。

そんなことを思ったこの日の空はとても美しかった。

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東京島旅、島じかん。
気持ちがいいものです。

 

 

 

PHOTO BOOK | GR3 impression

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GR3 impression BOOK

RICOH GR3が発売になり約3週間

少し撮り溜まった作品をフォトブックにまとめてみようと思い、写真店パレットプラザさんへ。

GR3  impression  BOOK作りました。

以前から気になっていたライトブックという製品です。

GRで撮ったわたしの画にしっくり来そうな少しばかりクリームがかった色の用紙と手触り感。

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ザラザラした質感の表紙と文庫本の様な軽い(斤量:紙の重さ)の紙に印刷されます。

 

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柔らかくしなる紙がページをめくりやすくしてくれています。本を思わせるイメージ。

 

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ページ校正はシンプルですが、印刷の仕上がりが撮影したイメージとほとんどかけ離れることがなかったのは素晴らしく、紙とGRの写真の雰囲気がとてもよく似合う。

 

24ページから作れます。今回は48ページで作品集の様に。仕上がりは1週間〜10日前後です。

www.photo-book.jp

 

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GR3  impression  BOOK

持ち歩く様にしますのでお会いできた方にお見せしたいと思います。

 

シリーズで作品集作って行こ。

 

ご近所フォトのススメ

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ご近所フォトのススメ
というムック本を共著・プロデュースにて発刊させていただいて早いもので4年(新版になって2年)が経った。
経っていた。のほうが適切かもしれない。

今から5~6年前にデジタルカメラユーザーが急増したけど、写真教室に通う人のほとんどが「写真の基礎や用語がまったく分かっていないで始めた。」そんな人が大変を占めていました。
押せば写る。という気軽さで飛びついた人も少なくないと感じていたし、基礎がないのに設定ばかりに頼り、講師の作風をコピーするというのがある種の流行だった。

それではこの先も写真を純粋に楽しむことがわからないままになってしまう。


と感じて作ったのが「ご近所フォトのススメ」です。

「気軽に楽しむためのご近所フォト設定」、レンズのこと、撮影の基本~データの保存やプリントまで触れています。
今となってもその内容は十分に通じるもので、おかげさまで地味に(笑)ですが、売れているみたい。何よりです。

前回のブログで触れたプログラムモードでできることも書かれていますのでご興味がありましたらぜひご覧になってください。

そのご近所フォトですが、常に私は続けています。
筋トレみたいなものです。
カメラが新しくなったときの描写力や色、レンズの性能やピントの合焦具合、焦点距離によるボケ方まで、いつも見ているものがカメラやレンズが変わった時にどう写るのか。いつも見ているものだからこそ違いがわかる。

皆さんにも勧めたいのはこんなことよりも、毎日過ごしている身の回りにある変化に気づいてもらいたいということ。


そこでシャッターを切る。
気づくことも、シャッターを切りたいと思うことも、心が動いた証拠。

だからご近所フォト。

 

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何もないからじゃなくて、いつもと変わらないからじゃなくて、自分が今気になったもの、今残しておきたいと感じたもの。ふと足を止めたもの。

さらには発見力=瞬発力
おしゃべりしてたら見つからないこと、スマホ見てたら見過ごすこと、考えすぎたらわからないこと。

全ては積み重ね。だから筋トレ。
毎日でなくても、
 今日はこの一時間外に出て撮影。
 今日はこの設定に限定して撮ってみる。
 家の中でも出来ますよね?
ペースは自分のできる範囲でいいし、それこそが力になる。

伝えたかったことに足りないと感じた撮影技術を足していく。

いきなりやっても上達なんてできないです。


本気でススメてます。ご近所フォト。

 

ご近所フォトとは、around yourself

あなたの生活の身の回りで起きていること。
人によって違う環境に身を置き、撮影できるものが違う。それこそが面白い。
どこにいても力まずに撮り続けてみてください。

 

そんなにダメですか?

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写真を教えていて、撮影会での質問でよく耳にすることがあります。

「後ろをぼかしたいけど、ボケなかった。」


写真を見ればすぐにわかる。
 ピントを合わせた被写体と背景の距離が離れていない。
 (ピントを合わせた被写体が遠くにあり、アングルの問題も大きい)
 自分が被写体に近寄っていない。

=ボケる条件に見合っていない。

絞り優先オートという撮影をしているとこの原理がわからないものです。

フィルムカメラの頃は絞り優先オートにも意味があったと思います。単焦点レンズがほとんどでしたし、ISO感度もフィルムで固定されていましたから。
デジタルカメラでズームレンズを装備している方にはあまり意味をなさないのです。
三脚を据えて絞り込んで撮影する状況ならわかりますが。

プログラムモードをオートモードと勘違いしている人もかなりの数を占めている。
プログラムモードをオートだといい、初心者に絞り優先オート中心に教えている講師も多い。

違うよね。

カメラに装着しているレンズとISO感度に合わせて絞りとシャッタースピードをカメラ側が計算して(カメラが適正と判断した)露出にしてくれる。だけです。

さらには、その絞り(あるいはシャッタースピード)では自分の思っている写真が撮れないと思ったらプログラムシフトすればいいわけです。
露出を保ちつつ、絞り(シャッタースピード)は変えられますよ。

デジタルカメラって絞りとシャッタースピード以外に決めなければならないことってたくさん。
ISO、色設定、WB、ドライブモード、AFモードにエリア選択…
全部一度に操作するなんて難しいと感じている方の方が多いはず。
これも自分で撮るために必要なことです。

自分で撮ってる意味がないとかっていう人も多いけど、先述したとおりです。

ダメですか?プログラムモード。

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常に変わりゆく状況の中で私はシャッターチャンスを逃したくない。
撮れなかった写真を悔やむ方が私にはもったいないと感じます。

スナップ撮影しているならプログラムモードぜひ試してみてください。