写真と、カメラと。

写真とカメラと過ごす日々と、旅のこと。

2023年12月|撮影会・イベントまとめ

美しい光、心地よい空気の秋という季節の印象が薄まってしまった昨今。急に冷え込んみ、冬の様相の東京です。
そして、来月は12月。二季となってしまって、年末が迫っているとは思えないですが、有限な時間を楽しく過ごしたいと思っています。その12月、いくつか撮影会・イベントが続きますのでお知らせです。

X(Twitter)の仕様変更されつつある中で、情報が届かない、見えづらいなどの弊害は多少なりとも考えていかないと。と思い、ブログにまとめることにしました。

2023年12月の撮影会・イベント-----
◆2日(土)12:00 - 16:30/LUMIXアカデミー 
【撮影テクニック講座】渋谷の街をかっこよくデザイン的に切り取ろう!(東京・渋谷)

近年、再開発で数々の新しい商業施設や超高層ビルが建設されるなど、現在も進化し続けている街「渋谷」。様々な被写体、個性的なエリアなど、ただ歩くだけでも飽きない街です。
宮下公園周辺、ヒカリエ、渋谷スクランブル、渋谷ストリームなど駅周辺を歩きながら、かっこよくデザイン的に切り取るスナップ撮影のコツやテクニックをお伝えします。

渋谷の街をかっこよくデザイン的に切り取ろう!/LUMIXアカデミー

詳細:LUMIXアカデミー撮影テクニック講座


◆3日(日)14:00~17:30 Photonova冬の撮影会 in 羽田空港
※講評会 2023年12月9日(土)20:00~2時間程度(オンラインで実施)

Photonovaは写真家講師とともに楽しむフォトコニュニティーサークルです。普段はオンライン活動などを行っていますが、メンバーの要望も形にしながら撮影会やセミナー、写真展開催などを行っています。
今回の冬の撮影会では、私自身の大好きな撮影ポイントである羽田空港とその周辺を歩きます。スナップ、夕景、流し撮りと、多様なシーンに取り組むPhotonovaらしい撮影会になりそう。

羽田空港デッキからの眺め

いつもは写真の講評を受けたことがない方も、たまには違うメンバーから刺激をもらいたい人も、Photonovaの活動が気になっている方も歓迎!
カメラメーカーを問わず、どなたにでもご参加いただけます。

詳細:Photonova 冬の撮影会 in 羽田空港

 

◆10日(日)15:30-19:00 ゆるカメ写真部主催:多重露光と手づくりフィルターで楽しむGR撮影会

人気のコンパクトデジカメRICOH GRIIIxの貸出あり。もちろん、ご自身のGRでも参加できる撮影会です。
イルミネーションで輝く東京タワー周辺を巡り、柔らかい表現、ゆるいフィルターワークを楽しみます。また、このタイミングは、東京タワー麓の公園で紅葉が美しく色づいているかもしれません。そんなところもねらい目です。
短時間の撮影ワークショップですが、講評会も当日開催します。ゆるカメ写真部メンバーとともに、ストリートスナップオンリーではないGRの楽しみ方を体験ください。

多重露光と手づくりフィルターで楽しむGR撮影会

 

ゆるカメ写真部で、募集している撮影会・ワークショップはどなたでもご参加いただけます。

詳細:GR撮影会 | ゆるカメ写真部


◆12日(火)~16日(土) PhotoPlus⁺モノクロ写真塾修了展 @ピクトリコショップ&ギャラリー

2023年4月より半年間、写真家 藤井智弘さんと共に定期開催で行ってきたモノクロ写真塾の修了展を開催いたします。全6回にわたり、デジタルカメラでモノクロ写真を表現するための基本と応用、そして、テクニックを実践的に学んだ11名による作品展です。

モノクロ写真はそのもの自体がカッコよく見えますが、〝ただモノクロにして撮る〟ことから少し深堀りし、光の読み解き方、表現すること、見せること、そして日々の写真を作品として構成することを考えながら取り組んだ成果をぜひご覧ください。

PhotPlus⁺モノクロ写真塾修了展

 

最終日16日の午後からは講師2名でギャラリートークも開催いたします。

詳細:【写真展】PhotPlus⁺モノクロ写真塾修了展 開催のお知らせ
2024年の塾生の募集も会場でお知らせいたします

◆17日(土)必着 PENTAXフォトコンテスト2023締切り!

審査員の命を受けましたフォトコンテストの作品を募集しています。
日本国内に在住のアマチュアの方、海外のペンタックスリコーファミリークラブ会員を対象としたフォトコンテストです。

グランプリをはじめ、若い世代の育成および支援を目的としたU-25奨励賞注1など全12点の入賞作品を選定いたします。全入賞作品は、PETNAXクラブハウス内「フォトウォール」での作品展示に加え、リコーイメージングホームページでも掲載。
PENTAXIANの皆様、奮ってご参加ください。

www.ricoh-imaging.co.jp

詳細:PENTAXフォトコンテスト2023 / コンテスト | RICOH IMAGING (ricoh-imaging.co.jp)


◆23日(土)/11:45~17:30(予)PhotoPlus+関西写真部|ならまち&奈良公園 - 遠足撮影会
オンライン講評会:2024年1月6日(土)19:00~2時間程度

2023年7月に立ち上げたばかりのサークルです。大阪・兵庫を中心に、メンバー同士でまち歩き撮影会などを開催し、関西の魅力を探りながら活動しています。
PP関西写真部としての撮影会は2回目の撮影会は奈良へ。年内最後にみんなで楽しく出かけよう!ということで、遠足のような撮影会を企画しました。
私も、中学校の修学旅行依頼の奈良。鹿まみれ(笑)になるのも楽しみです。ご一緒しませんか?

奈良へ。遠足撮影会

カメラのメーカーも、撮影経験も問わず、どなたでも参加できる撮影会です。
詳細:ならまち&奈良公園 - 遠足撮影会

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12月に予定が集中してしまったのですが、これも各イベントの主催メーカー様、メンバーの皆さん、参加者の皆さんが真剣に取り組んでくれるからこそ。

そして、写真は撮影するだけでなく、コミュニケーションを図ることで充足感が増します。その楽しさを参加される皆さんが実感してくださっています。
楽しさを共有・共感できる活動なので、ぜひご一緒してくださいね。ご参加お待ちしております。



推しレンズ|コシナ フォクトレンダー ULTRON 27mm F2 Xマウント

公開しようと思いながら下書きに温存されていた当記事です。春に書いたものでした。
コシナさん申し訳ございません)

先月、10月にはキタムラShShaでもご紹介いただいた「フォクトレンダーULTRON 27mm F2 Xマウントレンズ」。コシナさんのサイトでは、フォクトレンダーULTRON 27mm F2 Xマウントレンズの作例を担当いたしました。使用したカメラはFUJIFILM X-E4です。

ULTRON 27mm F2 - 株式会社コシナ

 

お貸出していただいている間に旅の予定もあったので連れ出して撮影していました。もちろん、いつもの私の庭(東京中)&ご近所にも。

以前、Xマウント純正レンズXF27mmF2.8 R WR も撮影させていただのですが、写りとしては断然ULTRON 27mm F2 が好みです。


小さくて軽い、寄れる。これは、広角レンズらしい表現につながりますし、テーブルフォトにも最適です。柔らかいトーンに深みのある色、力強さを感じる解像力は、私のように芯を持った画が好みの方にふさわしい描写です。そして、フィルムシミュレーションの色を最大限に引き出してくれます。

作例に選んでいただいた作品とは別のカットも少しお披露目。

フィルムシミュレーション:ETERNA(SS1/100・F2・ISO1600・EXP-0.3)

フィルムシミュレーション:Astia(SS1/1000・F2・ISO640・EXP+0.7)

フィルムシミュレーション:クラシッククローム(SS1/1000・F4・ISO320・EXP-0.7)

広角レンズが好きな私にとっては、40㎜という画角は少々狭く感じられるのですが、最近扱いやすく感じられるようになりました。踏み込みすぎない距離で見つめることも大事かと。そんな風にいろんなものとの付き合い方が変わったからかもしれません。でも、背景を取り込んで包括して、「あなたの周りのことも見ているよ」といった感覚です。

フィルムシミュレーション:Neg.Hi(SS1/4000・F4・ISO640・EXP+0.3)

フィルムシミュレーション:Neg.Hi (SS1/200・F4・ISO640・EXP-0.7)

 

フォーカシングレバーに指のかかる感じが自然で、フォーカスの山もつかみやすく、夜でもしっかりと合焦させることができます。
被写界深度目盛を活用することでスナップも抜群にシャープ。

フィルムシミュレーション:Velvia(SS1/60・F4・ISO1600・EXP-1.3)

このボケの柔らかさ。魅力的です。

フィルムシミュレーション:クラシッククローム(SS1/60・F2・ISO1600・EXP±0)

 

真冬の冷たい空気をしっかりと映し出してくれそうな感じ。 
常用レンズとしてお迎えしたいなぁと。
ブラックボディにシルバーレンズの組み合わせが好きです。

 

2024年の準備|ほぼ日手帳 2024 weeks カラーズを買いました

皆様 ご無沙汰しております。毎度、毎度緩いペースですがブログをご覧いただきありがとうございます。

明日から11月。今年も残すところ2カ月となりましたね。なんだか猛暑日が続きすぎて、10月になっても25℃前後とあって、冬が来るのか心配になるほどです。
来年のスケジュールが見え始めると、準備するのは手帳を購入することから。

2020年末に初めて「ほぼ日手帳 2024 weeks カラーズ」を使い始めてから愛用をしています。本来は4冊目になるはずが、今年2023年用を買い損ねて今回で3冊目。2023年分は別のスケジュール帳で代用していましたが、調子が上がらず、毎年同じペースで、同じ場所に記して管理するって大事だなと実感させられました。

ほぼ日手帳 2024 weeks カラーズ」

 

スケジュール管理は基本的にはデジタルを優先しています。デジタルではGoogleカレンダーを主に利用し、マンスリースケジュールと、Mtgのタイムスケジュール、URL、フライトスケジュールなど、オンラインでダイレクトに管理するものや、地図情報、打ち合わせ時にその場で空きの確認をするなど、とても便利です。
その上で、スケジュール帳を活用しています。

マンスリーページ 前年12月~翌々年3月まで

マンスリーページには、Googleカレンダーに記載した予定を書き写す感じです。

ウィークリーページ 

ウィークリーページは、見開きで週のタスク管理をしています。週に起きたことや感じたこと、覚書を記しておくのに最適。付箋を貼り付けて一緒に管理できるのも気に入っています。年の中で何週目にあたるかも分かって便利で、一番活用しているページです。

やることリスト My100 ページ

〝やることは書き上げておくと達成できる〟のですが、なかなか100リストアップできていないので、来年は挑戦してみようかな。

この他、ノートが70ページもあり、備忘録や思いついたアイデアを書いたり、支払いの記録などメモしています。全体を通して毎年中身のページ構成が同じになっているも使いやすさです。使っていると慣れますしね。

ほぼ日手帳 2024 weeks カラーズ/スタイリッシュグレー 1月始まり

ほぼ日手帳 2024 weeks カラーズ」は、色が取り揃えてあり、毎年好きな色を選べるところもお気に入り。縦長のスリムなデザインにアクセントの数字。こういうシンプルさが大好きな私向きです。

 

写真展|こばやしかをるゼミナール修了展 無事終了しました

先日3月25日、リコーフォトアカデミー主催 こばやしかをるゼミナール修了展、5日間の会期が終了しました。

初日以外は好天に恵まれなかったのですが、そうした中でもたくさんのお客様にお越しいただき、受講生それぞれの作品をじっくりとご鑑賞いただきましたこと、感謝申し上げます。

ーこの5日間、とにかく楽しかった。
受講生8名と、リコーフォトアカデミーを運営してくださった安藤さん、そして講師のわたし、総勢10名が共に感じたことです。

こばやしゼミ修了展 ピクトリコショップ&ギャラリーにて

この写真展は、2022年7月より半年間、自分自身がこれまで撮ってきた写真を、作品として改めて見直す機会、セレクトを経て、写真展開催に必要な知識を学びながら発表することを目的に進めてきました。

ピクトリコさんによる用紙の選び方セミナーもあり

用紙の選び方を学んだらさらに悩んだりもしました

まだまだセレクトの決め手やテーマが見つからない

額装や見え方についても学びました

自分の思うままに撮った写真の中から、オリジナリティとテーマを見出すことの難しさや、言葉にならず伝わらないもどかしさ、他者の視点や意見から、自分自身が気が付かなかった側面を発見することも、自問自答する葛藤もありました。それも、「見せる・伝える」ことを真剣に考えるようになった本ゼミナールでの経験値だと感じています。

 

―年明け2023年1月。写真展開催までに必要な準備が具体的になると、焦りも見えてきたり(笑)。あっという間にやってきてしまった写真展前日の搬入・設営に立ち会ったメンバーは、各自のレイアウトや展示方法を指示するところまで責任をもって監督しました。これも学びの一つです。

プロの仕事に関心を寄せながら、各自が監督です

展示の仕上げ、作品へのライティングを見つめます

翌、展示会初日には、受講生とわたしによるギャラリートークも開催。どのようにして写真のテーマを最終的に決めたのか、用紙を選んだ決め手や、ゼミに参加し、取り組んだ感想など、それぞれがしっかりと語っていたことがうれしかったです。迷いが吹っ切れたように思います。

展示初日のギャラリートークの様子



入口のグリーン越しに見る写真も素敵でした
ピクトリコショップ&ギャラリー こばやしゼミ修了展

結論として、「とりあえずやってみたらできた。」それが結果でも私はOKだと思っています。何よりも、勇気を奮ってゼミに参加し、体験したことが大きなステップ。不完全燃焼だと感じてたら、また次なるステージを目指せばいいし、それは自分自身にとって新たな挑戦になることでしょう。

 

プリントという形にしたことや、想いを共有・共感することも、写真の楽しみ方であり、醍醐味です。そのすべてを受講生皆が体験することができた写真展になったと思っています。

搬入日の記念写真

最終日に、皆さんの笑顔から充実の時間を過ごせたのだと実感しました。そして、最後まで伴走してくださったリコーフォトアカデミー担当安藤さん、ありがとうございました。

今回のゼミへの参加が、写真展を開催できたことが、写真を楽しいと感じるきっかけになっていたら、わたしは幸せです。

また、笑顔で会いましょう。
楽しみにしています。




 

 

 

SHIFTCAM|Snapgrip(スナップグリップ)iPhoneにも、Andoroidにも

SHIFTCAMの正規代理店、グレイスリンクス・エンタープライズ株式会社様より、SHIFTCAMSnapgripが届きました。

iPhoneの背面に組込まれたマグネット「MagSafe」にピタリと装着し、Bluetoothを同期させてシャッタを切るだけ。という、ものすごく簡単な操作で片手撮影ができる、ワイヤレスシャッター付きカメラグリップです。久しぶりにiPhoneでの撮影を楽しもうかな。そんな気分にさせてもらえる使い勝手の良さです。

SHIFTCAM|Snapgrip(スナップグリップ)

今までのSHIFTCAM製品は、iPhoneに専用ケースを用いてレンズ部分に大口径高品質のProLensなどを装着し、明るくシャープな写真撮影を可能にするものでした。Snapgripは、思い切ってiPhoneのカメラ撮影機能を存分に活かせる機能となりシンプルになっています。

このほか、SnapPod セルフィースティック&三脚 と、SnapLight LEDリングライト も届きましたので早速試写してみました。

SnapPod セルフィースティック&三脚

BluetoothiPhoneと同期させておき、カメラアプリを立ち上げて手元でシャッターを切るだけです。手を高くかざしたセルフィーはもちろんのこと、三脚を使用すれば、他撮り風にも撮影ができます。磁石は強力なので落ちることはありません。

ポケットの中でリモートシャッターを切ることもできます

SnapLight LEDリングライト を取り付けてセルフィ撮影ももちろんできます。下のシーンでは、私が横でリモートシャッターを切っています。

SnapLight LEDリングライト を三脚に装着 グリップは、横向き・縦向きも自由自在です

ライトは充電式ですが、給電しながらも使用することができました。

SnapLight LEDリングライト をSnapgripに装着

 

リングライトの効果はこんな感じに。ライトの強さは3段階あり、周囲の明るさや好みの仕上がりで調節ができます。日中シンクロ撮影もできますね。

左:LEDライトなし 右::LEDライトあり(弱) 

Snapgripに付属のマグネットステッカーを使うことで、Andoroid機種でも撮影可能です。こちらもBluetoothを同期するだけ。

モデルさんのGalaxyに付けてみました

撮れるかなぁ~と

いいですね!他撮り風もカンタンです/Galaxyで撮影


セルフィー撮影はもちろんですが、グリップの安定の良さで片手で動画撮影も気軽にできす。「荷物をこれ以上増やしたくない。」といった旅のパートナーになってくれそうです。


www.youtube.com

 

 

SnapGrip MagSafe対応オールインワンキット